(他校で)学校閉鎖

(他校で)学校閉鎖

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バンクーバーで20年近く実績がある、Corporate Communications Training College(CCTC)が、今日突然閉鎖しました。以前のエントリで「A校」として紹介している学校です。 教師陣も設備もしっかりしていて絶対潰れそうにない学校のように見えたのに、実際は資金難に陥っていたようです。校長は生徒の授業料を持って海外に逃げてしまったとのこと。 バンクーバーの私立学校はこのように学校が突然閉鎖(経営者逃亡)することが多いのですが、こういう場合に対処する政府機関として、PCTIA(Private Training Insutitution Agency)があります。 今回のCCTCの閉鎖によって被害に遭った生徒に対し、PCTIAは授業料の返金の手助けをしてくれるそうです。また、カナダ移民局は今回のCCTCの閉鎖によってCCTCに通っていた留学生のビザは無効となるが、事情を考慮して寛大に対処するそうです。 私は3ヶ月前この学校へ見学に行ったのですが、ディレクター(今回お金を持ち逃げした人)と技術的な先見性の意見が合わなくて、結局別の学校を選びました。「ああ、あの時話をしたあの人が逃げてしまったのね」と思うと、非常に複雑です。

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Term Projectの準備に追われてます

Term Projectの準備に追われてます

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今termも残り一週間となりました。最近ずっと、来週の木曜日に迫ったCritical Thinking and PlaningのTerm Projectの準備に追われてます。 このTerm Projectというのは成績の25%を決める非常に重要なもので、先週、概要が発表されました。クラスを2チームに分け、授業で習ったCritical Thinking(というかLogical Thinkingに近い)を駆使して模擬裁判を行うというものです。 模擬ケースは、1988年にカナダで実際に行われた裁判「CROCKER v. SUNDANCE NORTHWEST RESORTS LTD」です。これはMr. Crockerという29歳の男性が、酔っ払ってスノーチュービングを行い、転んで首の神経を痛めて四肢麻痺になってしまったため、スキー場を相手取り損害賠償を求めた裁判です。 実際の評決は、スキー場側が敗訴し、損害賠償金を支払っています。Mr. Crockerはスノーチュービングの前に「このスキー場でケガをしても、スキー場に対して一切責任を問いません」という免責契約書にサインしているにもかかわらず、彼は契約書にサインする際、免責事項を読まなかったため、「内容を理解せずにサインした契約書は無効」という判断の元、スキー場側が敗訴しました。 ウチの学校はLow Schoolではないので(というかむしろComputer Scienceコースだし)、専門的な法律知識は問われないみたいです。2チームが原告側弁護士と被告側弁護士に分かれ、陪審員(学校のスタッフを適当に引き抜いて連れてくるらしいです)をどのように説得するか、そのプロセスが評価に繋がるらしいです。しかし「プロセスが大事」とはいっても、評決(※注)もバッチリ評価に反映されるみたいです。 (※注)カナダ(アメリカ)の裁判制度では、陪審員が下す判断のことを評決(verdict)と言い、裁判官が下す判断のことを判決(judge)といいます。マメ知識でした。 で、なんと私、くじ引きで被告側のチームリーダーになってしまいました。実際のケースで敗訴側の代表弁護士です。あああ、もうどうしよう。 ひとまず、模擬裁判の本番前日までに提出するStatement of Caseを準備しなくてはならないのと、あと、模擬裁判で「相手側弁護士にこう質問されたらこう答える」という作戦練りのため、ここ3~4日に一度は校外でチームメンバー全員集まっていろいろ議論しています。今日は、夜中の12時までにStatement of Caseの自分のパートを作り上げてメンバー全員にメールし、土曜日に全メンバーのStatementに目を通し、日曜日に集まって修正案を出しつつ最終案を仕上げるという予定です。 あああ、大忙し( ゚Д゚)。この一週間を、なんとか乗り切らないと。頑張ります。

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占いなんて

占いなんて

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細木数子の六星占術によると、私は木星人のマイナス(-)です。 木星人の特徴は、何ごとに対してもコツコツと着実に成し遂げていく努力家で、几帳面で忍耐強く、一度目標を決めるとそれに向かって邁進し、どんな困難な事態に陥っても、目的を達成するまで努力し続けるのだそうです。また、感情よりも理性を重んじるタイプであるため、たとえ自分の意にそわない状況であっても、感情に流されて衝動的な行動をとることはまずないのだそうです。 ↑これを読んで思ったのは、Woodstock'99に一人で行ったり、NYに引っ越したり、インドでバイクを飲酒運転したりというのは、「理性のカケラもない行動」ではないかということです(実際、何も考えず衝動で行動した)。 「当たってないじゃん・・・」と思いきや、私は霊合星人であるため、普通の木星人とは少し違うとのことでした。 霊合星人とは、占命盤の向かい合っている星の影響を受け、二つの相反する運気が混ざり合っているのだそうです。そのため、周りの人に性格・気質が掴みにくい印象を与えるようです。また、幸運気と悪い運気の度が他の人より激しく、運気の周期も人より倍の早さで進むため、運命に振り回される傾向があるのだそうです。 木星と向かい合っている星は金星です。そのため金星の「自由奔放で旧来の発想に囚われることを嫌い、いいと思うことはどんどん取り入れ、考えるより先に手足が動いてしまう傾向があり、また、何事につけ合理主義に則って行動し、古き伝統とか迷信などをあまり信用しない」という性質も半分混ざっているようです。 むしろ、私はこっちの金星の特徴の方が“濃い”ようなー。 というのは、基本的に私は「占い」を信じていません。30年生きた結果として、どう考えても決して穏やかでなかった自分の人生を占いが事前に予告してくれたことがなかったからです。 ↑こういうところが、完全に金星です。でも、これを信じると占いを否定することになり、矛盾のループにハマっちゃう~。 結局、自分が何者なのかは自分のinsideを見て判断するしかないようです。(それが難しいから占いが必要とされているんでしょうね)

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理由

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「人を愛するのに理由は要らないが、別れるのには理由が要る」 という言葉が、とても身に沁みる今日この頃。

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移民の諸事情

移民の諸事情

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今日、学校主催のBBQ Party(バーベキュー・パーティ)に行ってきました。 しかし、天気はあいにくの曇り&小雨。3時間睡眠が2日続いた後で体調があまりよくなく、体が冷えて冷えて辛かったので、BBQを思う存分食べた後、途中で抜け出して帰ってきてしまいました。 滞在時間はたった2時間ほど。でもその短い時間で、普段話をしたことがなかったComputer ScienceのクラスメートやESL時代のクラスメートと、たくさん話ができました。 私の学校には、Co-opプログラム(就学ビザと就労ビザ両方取得できるプログラム)があります。そのプログラムで取得した就労ビザで働き、後に就労先に移民のスポンサーになってもらおうとしている留学生がたくさんいます。今日は、そんなクラスメート達の移民希望理由を知るいい機会となりました。 例えば、韓国人の女の子。彼女はVancouver Film Schoolで3DCGをしっかり勉強した後、私と同じ学校に入学してきました。「他校で卒業しているのに、さらに勉強を続けるなんて、勉強熱心だなぁ」と思っていたら、理由は勉強を続けるためではありませんでした。 数年前、彼女の家族は韓国からアメリカに移民したのですが、その時点で彼女は成人(21歳以上)だったため家族と一緒にアメリカに移民できませんでした。家族と地理的に近くに住みたいため、同じ北アメリカであるカナダに滞在しているのだそうです。そして、将来はカナダへ移民したいのだそうです。 彼女の家族はとても裕福なため、仕送りは充分送ってもらっているみたいなのですが、家族が住む国(アメリカ)に移民することができず、自分の国(韓国)に帰ることもできず、異国で一人で頑張っているなんて大変だと思います。そういう事情があったなんて、全然知りませんでした。 また、クラスでいつも私の隣に座っている中国人の男の子は、中国で大学院を卒業した後ヨーロッパの数国で10年過ごし、4年前にカナダに来たのだそうです。中国にいる家族は彼を頼ってカナダに移民したがっているが、自分は中国に帰りたいのだそうです。彼はよく「バンクーバー(カナダ)は嫌い」と言い、たまに悲観的になりつつも女の子には妙にアグレッシブ(ヨーロッパで女性の扱い方を学んでしまったらしい)で、私にも非常に紳士的です。いまだにキャラが掴みきれない人ですが、基本的に楽しくてとてもいい子です。 天気がよかったら(私の体調がよかったら)、もっとみんなとたくさん話ができたのに(もっとBBQが食べれたのに!)。今後もこのような生徒の交流を目的とした学校主催のアクティビティが開催されるようですが、今度こそは「晴れてほしい!」と思います。

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