子供の頃から、「幽霊が怖い」と思ったことがありません。 別に「幽霊の存在を信じない」ということではありません。むしろ、「人が持つ“強い感情(怨念)”は、残像のようにその場所に留まるのではないか」と思っているので、幽霊のようなものは存在すると思います。ただ、それが自分の生命を脅かすものとは思えないのです。 正直、幽霊よりも、生きている人間の方がよっぽど怖いです。 だから、幽霊モノのホラー映画を観てもあまり怖くありません。 「幽霊は超常現象しか起こせないからこのくらいで済むけど、これが生きている人間だったら、もっと酷いことになってるぞ」と思ってしまうのです。
幽霊
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日本語が
カナダに来て、もうすぐ7年。 最近、日本語がうまく話せなくなってきていることに、気付いてしまいました。 同居人(=彼氏)が日本人でないから、普段、日本語を話す機会が全くありません。 たまに日本人の友達に会って日本語で会話をすると、途中でパッと頭に浮かんだ言葉が英単語で、日本語でどう言うか思いだそうとすると、それが変な“間”になってしまい、なかなかスムーズに話ができないのです。 元々私は、Verbal Communicationが苦手です。日本に住んでいた時も、会話は得意ではありませんでした。でも今、英語がそんな流暢じゃないのに、日本語までダメになってしまったら、私は一体、どうやって他人と意思疎通していけばいいのでしょうか。 ちなみに、普段、インターネットで日本語サイトばかり見ているので、日本語を読むのは問題ありません。自分のブログで日本語の文章書いているから、作文も(多分)問題ありません(ブログ続けてきてよかったと思ってます)。 問題なのは、(会話などで)反射的に日本語が使えなくなってきていることです。 だから今、日本人の友達を大切に、自分でなるべく日本語を話す機会を作るようにしています。 カナダに来たばかりの頃、「英語の練習のために」と、当時のルームメイト(日本人)と「日本語厳禁・英会話のみ」という生活をしていたのが懐かしい。 まさか、その7年後、今度は日本語が不便になるとは思ってもみなかったです。
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Occupy Vancouver
Occupy Vancouver
By may
今日、学校帰りにVancouver Art Galleryの前を通りかかったら、広場で何かのデモが行われており、前の道路を封鎖するほど人が集まっていました。この場所は、元々いろいろな種類のデモやイベントが行われるところなので、「今回は何のデモだろう?」と思って覗いてみたら、(今、流行の)Occupy Vancouverのデモでした。 そういえば、昨晩、TVのニュースでこのデモのことをが伝えれれていました。「先進国で貧困層が増えている。貧困層はますます生活が厳しくなるような社会システムを是正し、裕福層に優位な税制を改革すべき」を訴えるデモです。ニュースの中のインタビューでは、ある会社の社長さんがインタビューに答え、「僕の秘書は、僕より収入が少ないのに僕より多くの税金を国に払っている。これって、ちょっとおかしいよね?だから僕も明日のデモに参加するよ」と言っていました。 私はカナダに移民したばかりなので、カナダのシステムについては批判できるほど理解しているわけではないのですが(むしろ、日本と比べるとカナダは社会保障が手厚く、格差を埋める国の努力が見られるように感じます)、やはりこの国でも裕福層と貧困層の格差があります。 何度かの大戦を経て、人々は資本主義を支持し、幸せを求めて一生懸命働き、繁栄への道を進んできたのに、結果として“先進国で”貧困層が増えているなら、明らかに社会のシステムに不具合があるのだと思います。社会を支配する側の思惑もあるから、システムを変えるのはそうそう簡単なことではないだろうけど、貧困層をゼロとまではいかなくても、なるべく少なくなるような社会システムに変えていくべきだと思いました。
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ローストターキー初挑戦
ローストターキー初挑戦
By may
去年の感謝祭の日、カナダ人の友達の家で食べたローストターキー(七面鳥の丸焼き)がとても美味しかったので、今年は自分で作ってみました。 とはいっても、今日が感謝祭だということを3日前まですっかり忘れていて(カナダの感謝祭は10月の第2月曜なのに、どうしても11月の第4木曜日(アメリカの感謝祭・クリスマスの一ヶ月前)が感謝祭だという気分になってしまうのです)、慌ててターキーを買ったためフレッシュターキーしか買えませんでした。(フレッシュターキーは冷凍ターキーの倍の値段。解凍するのに時間的に余裕のある一週間前に気付いていれば、冷凍ターキーが買えたのに。。) そのため、今回のレシピは「フレッシュターキーのロースト方法」です。 <材料> ・フレッシュターキー(今年はButterball社の4.5kgのターキーです) (スタッフィング) ・スタッフィングミックス(Kraft社のStove Top) ・タマネギ 3個 ・セロリ 6本 ・ニンジン 1本 ・ニンニク 1/4個 (ターキーコーティング用) ・バター(200g) ・(乾燥)ローズマリー 大さじ1 ・(乾燥)バジル 大さじ1/2 ・(乾燥)タイム 大さじ1/2 (1) ディナーの予定時間の7時間前から作業開始します。まずはターキーのパッケージを開けて、ターキーを念入りに洗います。洗った後、キッチンペーパーで水分をふき取り、冷蔵庫の外に置いておきます。 (2) 後でターキーに塗るコーティングを作ります。レンジでバターを溶かし、その中にハーブ(ローズマリー、バジル、タイム)を入れます。(ハーブの種類・分量はお好みで(他のターキーレシピではセージも使用していますが、私はセージがあまり好きではないので使用していません)。また、我が家は常に乾燥ハーブを常備しているため、今回、乾燥ハーブを使っていますが、フレッシュハーブだともっと美味しくなると思います。あと、彼氏は(長い状態の)乾燥ローズマリーが苦手なので、分量分のローズマリーをすり鉢ですりつぶして使用しました。こうすると他のハーブと混ざりやすいし香りも出やすくなります)。 (3) スタッフィングを作ります。タマネギ、セロリ、ニンジン、ニンニクをみじん切りにし、フライパンで炒めます。しっかり炒まったら、スタッフィングミックスを入れて混ぜます。全体的に火が通ったら、スタッフィング完成です。 (4) このあたりで(1)で洗ったターキーが室温に戻っています。ターキーに(2)で用意したバターを手で塗りこみます。足の内側、お腹の中まで念入りに塗ります。そして、お尻の方から肉と皮の間に手をいれ、ゆっくりと肉から皮をはがします(背骨のラインのみはがさずに残しておくと焼いている時に皮だけ縮むのを防ぐことができます)。そして、肉と皮の間にもバターを塗ります。 (5) (4)の作業が終わった頃、(3)で作ったスタッフィングが手で触れるぐらいに冷めているので、手でターキーにスタッフィングを詰めます。始めはお腹に、次は肉と皮の間にしっかり詰めます(肉と皮の間にスタッフィングを詰めると、肉がパサパサになったり焼き過ぎて硬くなったりするのを防ぐことができます)。 (6) 165度C(325度F)に熱したオーブンにターキーを入れます。乾燥を防ぐため、30分毎にオーブンからターキーを取り出し、(2)で作ったコーティング用のバター、もしくはターキーから出てきた汁(ブロス)をターキーの表面に塗ります。今回の4.5kgのターキーでは、2時間後にターキーの表面に軽くアルミホイルをかぶせ(表面の焼き過ぎを防ぐため)、4時間後から温度を195度Cに上げて、その30分後にターキーの中(スタッフィングの中央)が74度C(165度F)になったところでターキーをオーブンから取り出します。(今年の合計焼き時間は4.5時間でした) これで、ターキーは完成です。 ターキーは熱々より、少し冷めたくらいが美味しいです。焼きあがったターキーはお皿に移し、乾燥しないようにアルミホイルで包んでディナーまで机の上に置いておきました(実際、焼き上がりの1時間後から食べ始めました)。初めて作った割にはとても美味しかったです。でも、足の部分の肉と皮の間にスタッフィングを入れなかったから、その部分の肉だけ火が通り過ぎて硬くなってしまってしまいました。(来年はこの部分にもスタッフィングを入れよう!) ターキーは全部食べ切ることができなかったため、フタッフィングとターキーの白身の部分を分けて冷凍しました。スタッフィングのタッパーには「炒飯」「mix with ブロッコリー」、ターキーの白身のタッパーには「カレー」「ピザ」「棒々鶏」と、使用予定を書き込んでいたら、彼氏に「このハーブの味が付いた肉を棒々鶏にするの?!NOOOOO!!ハーブ肉に棒々鶏ソースは合わない!」と抵抗していました。(そうかな?でも、棒々鶏が嫌というなら、味噌マヨ和えにしてもいいけど)
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