マッサージ・セラピー

今日は、彼氏に付き添ってマッサージ・セラピーに行ってきました。

彼氏は仕事柄、キーボード&マウスの使い過ぎのため腱鞘炎になることが多く、これまで何度も腱鞘炎を起こして、その度にウォークインクリニックに駆け込んでは痛み止めの薬を処方してもらっていました。でも、痛み止めはあくまで「症状を和らげる」もので根本的な治療ではないので、「そのうち、どこかちゃんとしたクリニックに行って、ちゃんと治さないと」と思っていました。

そうしているうち、とうとう一昨日、彼氏の腱鞘炎が酷くて腕が上がらす、仕事を休んでしまいました。「そのうち」だなんて悠長なこと言っていられません。彼氏は普段から体中パキパキ音が鳴る人なので、「絶対、骨・筋がおかしいはずだから、PhysiotherapyかOsteopathyあたりかな?」と見当をつけて、インターネットでバンクーバーのPhysiotherapy&Osteopathyクリニックを調べていたら、偶然、以前仕事で会った、日本人のマッサージセラピストさんを見つけたので、即効予約の電話を入れ、今日、そのクリニックに行くことになったのです。

本来、治療室は患者とセラピスト二人きりが基本なのですが、彼氏がセラピストさんから英語で症状を説明されて理解できるとは思えなかったので、私も一緒に治療室に入れてもらい、症状については日本語で説明してもらいました。

セラピストさんによると、彼氏の体は、普段全然動かさないため(運動大嫌い)、関節や筋膜に分泌されるはずの潤滑液が出ておらず、そのため体中パキパキ鳴るとのことでした。また、腱鞘炎については同じ姿勢・動きばかりしていて、腕と手首の筋肉が一部の角度で固まってしまっており、その状態でちょっと普段とは違う方向で筋肉を使うと簡単に筋を痛めてしまうことになり、今回の彼氏の腱鞘炎は、普通の人にとっては何でもないことを彼氏はしたのだろうけど、彼氏の筋肉が固まってしまっていたためここまで痛めてしまった、ということでした。

そのため、彼氏には

1.毎日、エクササイズをするように
2.仕事中、腕と手首を普段使う角度と反対の方向にストレッチするように

とアドバイスされ、私には

「(日本語で)彼氏さん、相当体動かすの嫌いそうだから、普段、本人が嫌がらない程度、体を動かさせるよう誘導してあげて。近くのスーパーへの買い物につき合わせたり、週末一緒に外を散歩したり、ゲームが好きなら一緒にWiiで遊んであげるとか」

というアドバイスを受けました。

その後、マッサージをして固まった筋肉をほぐしたり、整体みたいに骨の歪みを直すなどの治療を受けました。セラピストさんが彼氏に「ここ、マッサージしたら随分柔らかくなりましたよ。押した感覚の違い、分かりますか?」との問いかけしても「I don't know...」、「ストレッチをしたら関節が前より滑らかに動くようになりました。前はここまで曲がりませんでしたよね?分かりますか?」にも「I don't know...」、何を言っても「I don't know...」としか返事をしないので、私から「(日本語で)スイマセン、この人、自分の体に全然無関心だから、何を言っても“アイドンノー”しか言わないですよ」と言ったら、「いやいやいや、私の患者さん、そんな人多いから大丈夫ですよ。慣れてます」と言われてまいました。

とりあえず、今日一日の治療では全て治すことができなかったので、当分通うことになりました。何より、体を動かさないことには治るものも治らないということなので、これからちょくちょく運動させるようにしたいと思います。(それが一番大変なことなんだけれども!)

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