昨日、3ヵ月間メキシコに行っていた元同僚がバンクーバーに戻ってきました。彼は、バンクーバーに3日間だけ滞在して、明日にでもNYに発つとのことだったので、今夜、急慮いっしょにご飯を食べることになりました。
久しぶりに会った彼は、日本人に見えないほど日焼けして、なぜか髪型が往年のJames Brownになってました。去年はたどたどしい英語を喋っていたのに、今では英語もスペイン語も流暢に喋れるようになっていてビックリしました。
明日NYに発つというのは、NYの会社で就職の面接があるからだそうです。自分の夢に向かって真っ直ぐチャレンジしていくその姿に、少し心打たれました。
私は十代の頃、すごく擦れてて、何をするにも面倒臭く感じ、何か目標を持って努力することが、とってもカッコ悪く、無駄で馬鹿げたことだと思ってました。
でも、親元を離れてから、毎日ご飯を食べるため、毎月家賃を払うために、お金を稼がなければいけなくなり、自分の生活を支えられるほどのお金を稼ぐために、人が簡単にできないような難しい仕事、専門的で給料がいい仕事を選び、「これができるようになりたい」と思っていろいろな職場に飛び込み、働きながら勉強し、時には悩んだりしましたがそれでも踏ん張り頑張ってきました。
今思えば、その頃の「これができるようになりたい」という思いは「目標」そのもので、ポジティブな姿勢ではなかったけれど結局ずっと努力してきたことになりました。そうして得たものは、今、自分が持っているかけがえのないもの全てになりました。
目標を持って努力することは大事です。長く努力し続けることも大事。最終的にその目標を達成することができなくても、努力した分必ず何か得るものがあるし、なにより目標を持たずに何もしないよりは大きな違いがあるからです。
それを彼に言ったら、「僕はこうみえても根が真面目だから。自分が何したいか知ってるし、それに向かって自分がやれるだけのことはやっていくつもり。頑張る!」と笑ってました。
彼は今後、どんなことがあってもくじけることなく己の道を信じて走っていくんだろうなぁと思います。
短時間でも会えてよかった。
彼から、いっぱいパワーをもらいました。
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