今日、彼氏が、暗い顔して仕事から帰ってきました。
どうやら、頭痛がとても酷いらしいです。
この間まで、「生まれてこのかた、一度も頭痛したことない!」と豪語していた男が、はじめて頭痛を体験し、死にそうな顔をしています。
そのため、頭痛薬を与え、ひとまずベッドで休ませました。
彼氏が休んでいる間、一人でリビングに居たのですが、なんとなく、「今、この人が死んだら、私はどうなるのだろう?」と考えてしまいました。
カナダの移民申請は、メイン申請者死亡によりストップ。
私は生活費も学費払えなくなるから、日本に帰ることになるだろう、
でもその前に、彼氏の葬式をこっちでやらなきゃいけない、
それより、シンガポールにいる彼氏の両親にどのように彼らの息子が死んだことを伝えればいいのか、
電話番号は分からない、
メールアドレスも知らない、
第一、言葉が通じない(英語もあまり通じない)。
あと、私は日本に帰って、それから、どうなるんだろう?
一人を失うだけで、何もかも崩れ落ちてしまうような、この状態。
(反面、一人居るだけで、何もかも満たされている、今の状態)
そう考えると、満たされていることは、失うことの恐れを持つことだなと思いました。
そうしている間に、「だいぶ楽になったよ。多分、もう大丈夫」と、彼氏がベッドから起きてきました。
お互い健康で、不安なく過ごす単調な毎日が、実はとても幸せなことなんだと感じさせられました。
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