5年ぶりに、選挙に行ってきました。
投票所は私が通っていた中学校の格技場(ミニ体育館)で、学校までの道のり(元・通学路)や投票所となった格技場がとっても懐かしく、帰り道にふと、遠い記憶の彼方に眠っていた中学の同級生の“M君”を思い出しました。
中学1年の時に同じクラスでそこそこ仲の良かったM君はとても柔道が強く、彼が3年生の時に県大会か東海ブロックで優勝したため、市から予算が出て中学に格技場(柔道・剣道専用の体育館)が建てられました。しかしM君はその後すぐ一家揃って夜逃げしたため、完成した格技場を見ることはありませんでした。
20歳になったある日、そのM君から突然私に電話が来ました。行方不明だとばかり思っていたから連絡が来たことが嬉しくて、早速会うことになりました。
再会の日、待ち合わせをしてそのまま喫茶店に入り、10分ぐらいしたところで、見た目5歳ぐらい年上の、M君の“同僚”という人が現れました。そしてなんと、ネズミ講の勧誘を始めたのです。どうやらM君が私を呼んだのは、ネズミ講の勧誘のためだったのです。
思い出話するつもりで行ったのに、勧誘だったなんて。
ネズミ講の勧誘に夢中なM君の同僚という人に「ネズミ講の勧誘はやめてください」と言い、M君には、「夜逃げして惨めな気分を味わったのなら、少しはそこから学んだら?」と少しキツイことを言ってその場を去りました。
そしたら、次の日からM君が私の職場の付近をうろつくようになりました。私の姿を見つけると駆け寄り、「ゴメンネ、怒らすつもりはなかったんだよ」って。
3ヶ月ぐらいそれが続き、かなりしつこかったので、私はさっさと地元を引き払い、東京へ引っ越しました(元々引っ越す予定でした)。もちろん、その後M君とは完全に音信不通に。
M君、今頃何してるのかな?
ちゃんとした仕事をしてるといいのだけど。(なんとなく不安)
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